今回は、町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』をAudibleで聴いた感想です。
普段はこういった本をあまり読むタイプではないのですが、Audibleでレビュー数が2,000件を超えていて、評価もかなり高かったので気になって聴いてみました。
結果としては、かなりよかったです。
この記事では、『52ヘルツのクジラたち』のあらすじ、Audible版の基本情報、実際に聴いた感想をまとめます。
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【期間:2026年5月12日(火)23時59分まで】
通常月額1,500円なので、試しやすいタイミングです。
気になっていた本を音声で楽しむきっかけにもぴったりです。
『52ヘルツのクジラたち』Audibleあらすじ

『52ヘルツのクジラたち』は、町田そのこさんによる小説です。
主人公は、家族との関係に深く傷つき、自分の人生をうまく生きられずにきた女性・貴瑚。
彼女はある事情を抱え、東京から海辺の町へ移り住みます。
そこで出会うのが、母親から虐待を受け、「ムシ」と呼ばれていた少年です。
誰にも声が届かないような孤独を抱えた二人が出会い、少しずつ物語が動いていきます。
タイトルにもなっている「52ヘルツのクジラ」は、ほかのクジラには聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラのこと。作中では、声をあげても届かない孤独の象徴として描かれています。
重いテーマもありますが、ただ暗いだけの話ではありません。
物語が進むにつれて、登場人物たちの過去や関係が少しずつ見えてきて、「この先どうなるんだろう」と気になっていく作品でした。
『52ヘルツのクジラたち』Audible基本情報
- 作品名:52ヘルツのクジラたち
- 著者:町田そのこ
- ナレーター:安田愛実
- 再生時間:9時間48分
- 配信日:2025年12月12日
- ジャンル:文学・フィクション
- Audibleで聴けるか:聴き放題対象として配信あり
『52ヘルツのクジラたち』は、2021年本屋大賞で第1位を受賞した作品です。
また、杉咲花さん主演、志尊淳さん出演で映画化もされています。映画は2024年3月1日に全国公開されました。
紙の本は中央公論新社から単行本が2020年4月21日に刊行され、その後、2023年5月25日に中公文庫版も出ています。



Audibleで聴いて気に入った方は、紙の本やKindle版、映画版をあわせて楽しむのもよさそうです。
『52ヘルツのクジラたち』Audible感想
実は、普段こういった雰囲気の本を読むことはほぼあまりありません。
ただ、Audibleで見たときにレビュー数が2,000件を超えていて、評価も高かったので、「そんなに人気なら聴いてみようかな」と思いました。
正直、本屋大賞を取っていることも知らずに聴き始めました。
本屋大賞の作品が必ずしも自分に合うとは限らないと思っていますが、この作品は最後まで情景を思い浮かべながら聴くことができました。
特に印象に残っているのは、海のシーンです。
クジラが鳴くところというか、海の広がりや、声が届く・届かないというイメージが、音声で聴くことでより強く残りました。
紙で読んでももちろんよい作品だと思いますが、Audibleだと「声」がテーマになっている作品との相性がかなりいいと感じました。



ナレーターの安田愛実さんの声も聴きやすかったです。
落ち着いたナレーションで、重い場面でも過度に感情を乗せすぎない感じがありました。作品の内容と声が合っていて、物語に入りやすかったです。
この作品は、聴いているうちに少しずつ登場人物の背景が見えてきて、物語が進むにつれてどんどん気になっていきます。
読んだ人の感想を見ても、「重いテーマだけど最後まで聴けた」「後半に向けて引き込まれる」「ナレーションが聴きやすい」といった傾向が多い印象です。
Audibleでも総合評価は4.7前後、レビュー数は2,000件以上あり、聴いた人の満足度はかなり高めに見えます。
個人的にも、聴き終えたあとはスッキリした読後感がありました。
もちろん、扱っているテーマは軽くありません。
家族、孤独、虐待、誰にも届かない声。
そういった重さはがあります。
それでも、最後まで聴いたあとに残るのは、ただつらい気持ちではなくて、「ちゃんと聴いてよかった」と思える作品でした。
家事中や移動中に聴く場合は、内容が重めなので完全な作業用BGMという感じではないです。
でも、通勤中や散歩中など、少し物語に集中できる時間に聴くにはかなり向いていると思います。
Audibleをきっかけに映画版も観ました
Audibleで聴いたあと、Amazonプライムビデオで映画版も観ました。
正直、Audibleで原作を聴いていなかったら、たぶん映画は観ていなかったと思います。
そういう意味でも、Audibleがきっかけで作品の世界をもう一度味わえたのはよかったです。
映画版は、原作とはまた違った切なさがありました。
映像で見ると、登場人物の表情や空気感が直接伝わってくるので、個人的には映画の方が切なく感じた場面もあります。
ただ、やっぱり作品としては原作の方がよかったかなと思います。
Audibleでじっくり聴いたことで、登場人物の気持ちや物語の流れを自分の中で想像しながら受け取れたのが大きかったです。
映画版は映画版で観てよかったです。
原作を聴いたあとに観ると、「あの場面はこう映像化されるんだ」と楽しめますし、作品の余韻ももう一度味わえました。



映画版も気になる方は、Amazonプライムビデオで配信状況をチェックしてみてください。
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Audible感想まとめ|『52ヘルツのクジラたち』はこんな人におすすめ
『52ヘルツのクジラたち』は、普段あまり人間ドラマ系の小説を読まない自分でも、最後までしっかり聴けた作品でした。
物語が進むにつれて、少しずつ登場人物のことが気になっていくタイプの小説です。
Audibleで聴くことで、タイトルにもつながる「声」の印象がより強く残りました。
また、Audibleで聴いたことがきっかけで、Amazonプライムビデオの映画版も観ました。
原作の方が好みではありましたが、映画版は映像ならではの切なさがあり、観てよかったです。
Audibleで原作を聴いていなかったら映画までは観ていなかったと思うので、ひとつの作品を音声と映像の両方で楽しめたのもよかったところです。
- 聴き終えたあとにスッキリした読後感を味わいたい人
- 人間ドラマのある小説が好きな人
- 本屋大賞受賞作をAudibleで聴いてみたい人
- 原作を聴いてから映画版も楽しみたい人
- ナレーションの聴きやすさを重視したい人
重いテーマもありますが、ただ暗いだけではなく、最後まで聴きたくなる力のある作品でした。
Audibleで聴いたあとに映画版へ広がっていく楽しみもあったので、個人的にはAudibleで出会えてよかった作品です。
Audibleでは無料体験で聴ける作品も多いので、『52ヘルツのクジラたち』が気になる方は、まずAudibleで試してみるのもありです。
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気になっていた本を音声で楽しむきっかけにもぴったりです。

