Audibleで池井戸潤さんの『ハヤブサ消防団』を聴きました。
池井戸潤さんの本というと、企業ものや金融もののイメージが強くて、少し難しそうに感じる人もいるかもしれませんね。
でも『ハヤブサ消防団』は、そういうイメージがある人でもかなり入りやすい作品だと思いました。
この記事では、あらすじ、Audible版の基本情報、実際に聴いた感想をまとめます。
『ハヤブサ消防団』Audibleあらすじ

のんびりした田舎の空気から、じわじわ不穏さが広がっていくミステリーでした。
主人公は、東京から父の故郷であるハヤブサ地区へ移り住んだミステリー作家・三馬太郎。
自然の多い土地で、少しゆったりした暮らしを始めるはずだった太郎ですが、地元の人たちとのつながりの中で消防団に入ることになります。
最初は田舎暮らしや地元の人間関係がのんびり描かれていきます。
ところが、ハヤブサ地区ではただの平和な田舎とは言えない出来事が起こり始めます。
連続放火事件、集落に漂う違和感、少しずつ見えてくる人間関係。
のどかな雰囲気の中に、じわじわ不穏さが混ざっていくミステリーです。
『ハヤブサ消防団』Audible基本情報
Audible版は15時間を超える長めの作品ですが、途中から先が気になって、少しずつでも聴き進めやすかったです。
『ハヤブサ消防団』はドラマ版も放送されていますが、原作小説とはストーリー自体が違う部分があります。
ドラマを見た人でも「もう内容を知っているからいいかな」とはならず、原作は原作として楽しめる作品です。
『ハヤブサ消防団』Audible感想



池井戸潤さんの本は、なんとなく難しいイメージがありました。でも、『ハヤブサ消防団』は、そういうイメージがある人でも読みやすい作品でした。
舞台が田舎の集落で、主人公もミステリー作家。
いきなり難しい話が始まるというより、ハヤブサ地区の雰囲気や人との関わりから物語に入っていけます。
最初はけっこうのんびりしています。
田舎の空気感や、地元の人たちとの距離感、消防団の集まりなどが描かれていて、事件がどんどん起こるというよりは、ゆっくり世界に入っていく感じです。
ただ、そののんびりした雰囲気があるからこそ、途中から不穏な空気が出てきたときに引き込まれました。
「あれ、これ何かあるな」と思い始めてからは、先が気になって夢中になれます。
池井戸潤さんらしい読みやすさもありつつ、今回は企業ものとは違うミステリーなので、ふだん池井戸作品をあまり読まない人にもおすすめしやすいです。
Audibleで聴くのにも向いていました。
登場人物が多すぎてついていけない、という感じはそこまでなく、物語の流れも分かりやすいです。
家事中や移動中に少しずつ聴いても楽しめますし、後半は続きが気になって、作業の合間にも聴きたくなるタイプの作品でした。
ナレーションも落ち着いていて、田舎ののんびりした空気と、だんだんミステリー色が濃くなっていく雰囲気の両方に合っていました。
紙の本でじっくり読むのもいいですが、Audibleだとハヤブサ地区の空気感にそのまま入っていける感じがあります。
池井戸潤さんは難しそう、と思っている人にこそ試しやすい一冊だと思います。
読んだ人・聴いた人の感想を見てみると、「ストーリー展開が面白い」「終盤に向けて引き込まれる」「ナレーターが聴きやすい」といった声が見られました。
一方で、前半の田舎暮らしや消防団の描写を長く感じた人、ミステリーだけを期待すると少しじれったいと感じた人もいました。
池井戸作品らしい読みやすさを評価する声が多い一方で、企業ものや一気に進む展開を期待している人には、少し好みが分かれそうです。
Audible感想まとめ|『ハヤブサ消防団』はこんな人におすすめ
『ハヤブサ消防団』は、池井戸潤さんの作品に難しそうなイメージがある人でも入りやすいミステリーでした。
最初はのんびりした田舎の雰囲気から始まりますが、途中から一気に先が気になる展開になります。
重すぎず、でもしっかり物語に引き込まれる作品をAudibleで聴きたい人に向いています。
こんな人におすすめです。
- 池井戸潤さんの本が気になるけど難しそうと思っている人
- 田舎を舞台にしたミステリーが好きな人
- 家事や通勤中に聴ける小説を探している人
- のんびりした雰囲気から不穏になっていく話が好きな人
- ドラマ版を見て原作も気になっている人
Audibleは無料体験で聴ける作品も多いので、『ハヤブサ消防団』が気になる方は、まず耳で試してみるのもいいと思います。
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