Audibleで『火車』を聴いたとき、正直なところ「名作だけど、好みとは違うかも」と感じました。
ラストの印象があまり刺さらなかったからです。
ただ意外だったのが、最後まできちんと聴けたこと。
俳優さんの朗読は苦手なのに、三浦友和さんのナレーションは思った以上に聴きやすく、作品の空気感にも合っていました。
この記事ではネタバレなしで、『火車』をAudibleで聴いた正直な感想や、合う人・合わない人、紙やKindleとの違いについてまとめています。
聴こうか迷っている方の判断材料になればうれしいです。
結論|『火車』はこんな人に向いている
結論から言うと、『火車』は内容が刺さるかどうかとAudibleとして聴きやすいかは、分けて考えたほうがいい作品でした。
物語自体は正直わたしの好みではなかったのに、三浦友和さんの落ち着いたナレーションが作品の空気感に合っていて、思ったよりずっと聴きやすかったです。
- 派手さより、じわじわ追い詰める社会派ミステリーが好き
- 「名作と言われる理由」を、自分の耳で確かめてみたい
- 読み切る自信はないけど、ながら時間で試してみたい
- 俳優朗読は苦手寄りだけど、落ち着いた語りなら聴けそう
逆に、気分を上げたいときや、スカッとする結末を求めているときは合わないかもしれません。

迷っているなら、Audibleの無料体験で『火車』を少しだけ聴いて判断するのが早いです。
合わなければ期間内に解約すれば料金はかかりません。
『火車』はどんな話?ネタバレなしのあらすじ



『火車』は、宮部みゆきさんによる社会派ミステリー小説。
失踪した女性の行方を追うところから始まります。
物語の中心になるのは、休職中の刑事が頼まれて行う、個人的な調査。
派手な事件が次々起こるというよりも、聞き込みや資料を積み重ねながら、少しずつ違和感が浮かび上がっていく展開です。
調べれば調べるほど、その女性の人生が不自然につぎはぎされていることが分かってきます。
そして、「この人は何者だったのか?」という疑問が、静かに重く残り続けます。
サスペンスですが、怖さよりも、人の弱さや社会の歪みを突きつけてくるタイプの物語です。
時代背景と古さについて
『火車』が発表されたのは1990年代初頭です。
そのため、今の感覚で聴くと、価値観や展開に「古いな」と感じる場面はあります。
たとえば、金銭感覚や女性の立場、社会との関わり方などは、今とはだいぶ空気が違います。
これは時代背景によるもの。
「90年代の社会を舞台にした物語」と理解した上で聴くと、受け取り方は変わるかもしれません。
再生時間と、わたしのAudibleの聴き方
『火車』のAudible版は、再生時間が15時間以上あります。
決して短くはありませんが、章ごとの区切りが分かりやすく、少しずつ聴くには向いていました。



再生速度は、わたしの場合等倍がちょうど良かったです。
速すぎず、感情も置いていかれません。
- 基本は散歩中・家事中の「ながら聴き」
- 再生速度は大体いつも 1.2倍速
- この作品については『等倍』がちょうど良かった
『火車』Audible版の注意点|合わない人の特徴



『火車』は、気分を上げたいときには向いていないと思います。
- 重たいテーマが続くので、疲れているときにはしんどく感じる可能性があります。
- テンポの速いミステリーを求めている人にも、少し物足りないかもしれません。
- また、時代背景の違いに敏感な人は、違和感を覚える場面がありそうです。
逆に、
- 静かな語り口で社会派ミステリーを味わいたい人
- 古い時代背景が気になる人
には向いていると思うので、無料体験で少し聴いて判断するのが、いちばん安心です。
Audibleで聴いた『火車』の感想



正直に言うと、物語そのものはわたしの好みとは違いました。
評価の高い作品だと知っていた分、期待しすぎてしまった部分もあるかもしれません。
展開は丁寧ですが、テンポが合わず、途中で気持ちが少し離れる感覚もありました。
ラストの印象も、強く心に残るタイプではなく、逆にモヤっとしました。
ただ、それは作品が悪いというより、単純に相性の問題だと思います。
合う人には深く刺さるタイプの物語だと感じました。
Audibleで聴いて良かった理由
作品自体があまり好きではない内容だったので、もし紙の本で読んでいたら、途中で手が止まっていたかもしれません。
ですが、耳で聴くことで、物語を最後まで追うことができました。
まさに、Audibleだからこそ成立した読書体験。
この作品は、わたしには特に「読むより聴くほうが向いている」作品でした。
三浦友和さんのナレーションはどうだった?



Audible版『火車』のナレーターは、俳優の三浦友和さんです。
実はわたしは、俳優さんの朗読があまり得意ではありません。
なんとなく、顔が見えてしまうからかなと思います。
なので、声のお仕事を専門にしているナレーターさんや、声優さんの方が好きです。
でも、三浦友和さんのナレーションは印象が違いました。
この作品の時代背景や空気感によく合っていたと思います。
「俳優朗読が苦手」という人でも、意外と聴けるタイプのナレーションです。
みんなの口コミ|良い点・イマイチな点
- 「後を引く読後感」
- ストーリーが素晴らしく、引き込まれていくとの声が多数。
- 「ナレーションが素晴らしかった」
- 情景がリアルに浮かび上がるように感じた。さすが俳優、映画を見せられているよな感覚。
- 「一気聴きしてしまった」
- 長編だが、ストーリーに引き込まれ一気に聞いた。
- 「続きがとても気になる」
- 余韻は残るが、尻切れトンボ感が残念。
- 「ナレーションが合わなかった」
- 好みは分かれる可能性あり。聞こえにくい、表現が今一つとの声も。



Audibleの評価でもレビュー数も多く、全体的に評価は高め。
一部ナレーションについて残念な評価がありますが、大多数の人が作品・ナレーター共に高評価を残しています。
※Audibleアプリ内のレビューを参考にしています。
紙の本・Kindle・Audibleどれがおすすめ?
個人的には、『火車』はAudibleで体験するのがいちばん楽でした。
理由は、内容に強くハマれなくても、ナレーションの良さもあり最後まで物語を追えたからです。
残念ながらkindleは用意されておらず、原作は、単行本・文庫本で読むことができます。
わたしのおすすめは「まずAudibleで体験」ですが、じっくり考えながら読みたい人は、文字のほうが合うかもしれません。



どれにするか迷ったら、あなたの読み方に合うものを選ぶのがいちばんです。
- 耳で聴きたい(ながら時間に) → Audibleで聴く(無料体験あり)
- 紙でじっくり読みたい → 単行本で読む/文庫本で読む
- 耳で聴きたい(ながら時間に)
→ Audibleで聴く(無料体験あり) - 紙でじっくり読みたい
→ 単行本で読む/文庫本で読む
『火車』Audible感想まとめ
『火車』は、正直に言うと、物語そのものはわたしの好みではありませんでした。
ラストの印象も刺さらなかったからです。
それでも、Audibleで最後まで聴けたのは、三浦友和さんのナレーションがとても落ち着いていて、作品の空気感に合っていたからだと思います。
- 俳優さんの朗読が苦手な人でも、意外と違和感なく聴ける可能性あり。
- 「気になっている」「名作と言われている理由を知りたい」という人には、Audibleでの体験はおすすめ。
迷っているなら、無料体験で少し聴いて、自分に合うかどうかを確かめるのがいちばん安心です。
無料体験なら、合わなければすぐ解約できます。




