Audibleで吉田修一さんの『国宝』を聴きました。
歌舞伎の世界はほとんど知らないし、映画版もまだ見ていません。
それでも、かなり面白かったです。
最初は「歌舞伎の話についていけるかな?」と思っていましたが、聴き進めていくうちにどんどん引き込まれていきました。
この記事では、『国宝』のあらすじ、Audible版の基本情報、実際に聴いた感想をまとめます。
『国宝』Audibleあらすじ

『国宝』は、吉田修一さんによる歌舞伎の世界を描いた長編小説です。
物語の中心になるのは、任侠の家に生まれた立花喜久雄。
生まれ育った世界とはまったく違う歌舞伎の世界へ入り、芸の道を進んでいきます。
歌舞伎の家に生まれた者。
外からその世界に入ってきた者。
才能、血筋、努力、人との出会い。
そういったものが重なりながら、喜久雄の人生が大きく動いていきます。
歌舞伎の知識がなくても、物語としてしっかり引っ張ってくれる作品でした。
「芸の道を生きる人の人生」を追いかけていく感じで、気づいたら先が気になっていました。
『国宝』Audible基本情報
Audible版『国宝 上 青春篇』は、吉田修一さん著、尾上菊之助さんナレーションで、再生時間は21時間7分、配信日は2019年12月13日です。
映画版『国宝』は、2026年6月6日からPrime Videoで見放題独占配信される予定です。
『国宝』Audible感想



上下巻あり再生時間はかなりながいけど、先が気になり全く苦ではなかった。かなり面白かった。
歌舞伎の世界は知らないし、映画版も見ていない状態で聴きました。
それでも、置いていかれる感じはありませんでした。
むしろ、知らない世界だからこそ新鮮でした。
最初は少し身構えていましたが、聴き進めていくうちに、だんだん物語の中に入っていく感じがありました。
喜久雄がどんな人生を歩んでいくのか。
どんな人と出会って、どんなものを背負っていくのか。
そのあたりが気になって、自然と続きを聴きたくなりました。
特にAudible版でよかったのは、尾上菊之助さんの朗読です。
普通の朗読というより、声の中に舞台の空気があるような感じでした。
歌舞伎の場面や、人が立っている空間が頭の中に浮かんできます。



Audible版『国宝』には、通常版に加えて特別音声版もあり、わたしはこちらを聴きました。
「まるで本物の舞台のよう」と言うと少し大げさかもしれませんが、耳で聴いているのに、舞台を想像できる感覚がありました。
紙の本で読むのももちろん良いと思います。
でも、この作品に関しては、耳で聴く良さがかなり大きいのではないでしょうか。
長い作品ですが、物語に入ってしまうとそこまで長さは気になりません。
そして、映画版『国宝』は2026年6月6日からPrime Videoで見放題独占配信される予定です。
私はまだ映画版を見ていないので、絶対見ようと楽しみにしています♪
Audibleで先に物語を聴いたことで、喜久雄や歌舞伎の舞台のイメージが自分の中にできました。
そのあとに映画を見ると、映像ではどう表現されているのか比べる楽しみもありそうです。
映画を見た人にも、ぜひAudible版を聴いてほしいです。
余談ですが、物語の終わり方については、好みが分かれそうだとも思いました。
「良かった」と感じる人もいると思いますが、人によっては「ん?」となるかもしれません。
個人的には、そこも含めて『国宝』らしいのではないかと、好きな作品の一つになりました。
Audible感想まとめ|『国宝』はこんな人におすすめ
『国宝』は、歌舞伎を知らなくても十分楽しめる作品でした。
むしろ、知らない世界をAudibleでのぞいていく感じが面白かったです。
尾上菊之助さんの朗読も作品に合っていて、耳で聴く価値がある一冊だと思います。
- 歌舞伎の世界を小説で味わってみたい人
- 重厚な人間ドラマが好きな人
- 映画『国宝』を見て原作も気になっている人
- 朗読のうまさを楽しめるAudible作品を探している人
- 長めの小説をじっくり聴きたい人
『国宝』は上下巻でかなりボリュームがありますが、声で聴くことで舞台の臨場感が出るタイプであるため、Audibleとの相性もかなり良い作品だと思います。
映画版もPrime Videoで配信予定なので、Audibleで聴いてから映画を見るのも楽しそうです。
もちろん、映画を見てからAudibleで原作を聴くのもありだと思います。
プライム会員の方は映画版を、音声でじっくり楽しみたい方はAudible版をチェックしてみてください。
Audibleは無料体験で聴ける作品も多いので、『国宝』が気になる方はまず試してみてくださいね。

