クラウドソーシングって知っていますか?
すでに認知度は高いと思いきや、私の周りには「聞いたことはあるけどどんな感じかは知らない」という人や、「聞いたことすらない」という人も結構いたりします。
また知っている人の中でも「クラウドソーシングなんて稼げないんじゃないの?」という人もいたりします。
稼ぐことももちろん目的の一つではありますが、わたしが考えるクラウドソーシングの利用目的は、「稼ぐ」というより「スキルを身に着ける」を目的にする場なのではないかなと思っています。
そこで、そんな選択肢の一つとして知ってほしいなと思い、今回クラウドソーシングについてお伝えしていこうと思います。
- 家事や育児が忙しくて働きに行けないので在宅ワークがしたい
- 自分の好きな時間に自分のペースで仕事をしたい
- 自分の趣味や得意を活かした仕事がしたい
- アルバイトをしている時間はないけど、スキマ時間を活用して収入を得たい
- 本業とは別に副業をしたい
- いつかはフリーランスで働きたい
- スキルを身に着けたい
クラウドソーシングとは
「仕事をお願いしたい」企業や個人が、クラウドソーシングサイトに仕事を依頼▶▶
▶▶「仕事がしたい!」と思っている不特定多数の人が応募する
このやり取りをインターネット上だけで行うことができます。
仕事の内容は様々で、スキルを必要としないアンケートなどの本当にスキマ時間だけでできる初心者向きのものや、プログラミングなどの専門知識を活かして本格的にできるものまで幅広くあります。
また、仕事を探すばかりではなく、依頼する側として利用することもできます。
クラウドソーシングは特別なスキルがなくても稼げるの?
何の資格もなくてもクラウドソーシングで稼ぐことはできるの?
と聞かれることもありますが、結論から言ってしまうと、専門スキルがある人の方が稼ぐことができます。
特に専門的なスキルがない人の場合だと、おこづかい稼ぎ程度の少しの金額から挑戦することになります。
やはり最低限、タイピングができること、そしてOffice操作の基礎知識程度は持っていた方が無難ではあります。
とはいえ、稼いでいる人もちゃんといますので、まったくお金にならないということはありません。
無責任かもしれませんが、個人的な意見としては「やってみないと分からない」と思っています。
気になる人は、とにかくチャレンジしてみてください!
クラウドソーシングのメリット
「仕事を依頼する」「仕事を探して応募する」「仕事を実際に請負う」このすべてのやり取りがインターネット上でできるのがクラウドソーシングの特徴です。
メリットとしては以下のことが挙げられます。
- 誰でも気軽に登録することができる。
- 時間や場所を選ばず、自分の都合がいい時に仕事をすることができる。
- 好きな仕事を選ぶことができる。
- 専門性のある仕事ができる方なら、フリーランスとして活躍することも可能。
クラウドソーシングのデメリット
逆にクラウドソーシングの利用では、以下のようなデメリットもあります。
- コミュニケーションがとりにくいので、依頼者と受注者の間でトラブルが発生する場合もある。
- 収入が安定しない。
- 積極的に活動しないと稼ぐことは難しい。
あくまでも個人的な意見ではありますが、このようなメリットとデメリットはあるように思われます。
クラウドソーシングでできるおもな仕事
クラウドソーシングにはどんな仕事があるの?
クラウドソーシングでできる仕事には、一般的に以下のようなものがあります。
- アンケート・モニター系
- データ入力
- Webライティング
- イラストなどのデザイン系
- Webデザイン
- プログラミング
- 動画編集や音楽編集リスト
- リスト
- リスト
それぞれの内容について下記で説明していくので参考にしてね。
アンケート・モニター系
特にアンケート案件は、スマホ一つあればできるものなどもありますので、誰でも手軽にスキマ時間を利用して作業をすることができます。
比較的簡単な仕事が多いので初心者向きではありますが、単価が安いので稼ぐためにはかなりの量をこなす必要はあります。
とはいえ、クラウドソーシングが初めての人なら、まずは試しに「アンケート・モニター系」から始めてみるのがおすすめです。
データ入力
報酬相場は、1文字0.1~0.5円、1件5~10円程度と単価自体は高くありませんが、入力をするだけの単純作業が多いので初心者でも挑戦しやすく人気の仕事。
ただ、人の手で行う入力にはミスも多いので、タイピングミスに対してどんな対策をとるかは事前にしっかり考えておかなければなりません。
タイピングミス対策にはワードの活用もおすすめだよ。
Webライティング
報酬単価は文字数で決まるのが一般的で、だいたい1文字1円前後が相場なので最初から高収入とはいえません。
自分でブログを運営しているとか小説を書いているなど、ライティングの経験をアピールできる人なら、報酬単価が上がることもあります。
いつかWebライターになりたいと思っている人は、コツコツと経験を積むこともできます。
本格的にWebライティングを仕事にしてみたい人は「WEBライティング実務士」という資格を取得しておくと有利だよ。
「WEBライティング技能検定」は、クラウドソーシングサービスを利用してWEBライティング業務を行うためのビジネスマナーや知識、文章作成技術に関する検定試験。
検定試験合格者には、各クラウドソーシングサイトで使うことができる「WEBライティング実務士」のIDが付与され、この合格者IDを使うことにより各クラウドソーシングサイトで様々な特典を得ることができます。
ただし、この資格を取得するためには検定試験とは別途で、ヒューマンアカデミーの『WEBライティング技能検定講座』
イラストなどのデザイン系
案件には以下のようなものがあります。
- ロゴのデザイン
- アイコンのデザイン
- キャラクターのデザイン
- チラシデザイン
- Webサイトデザイン
専門性が高いので、スキルがなくてもできる案件に比べると、それなりの報酬額にはなります。
デザイン関係の学校に通っていたことがある人や、趣味でイラストを描くのが好きという人はチャンスかもしれないので挑戦してみてもいいかもしれません。
Webデザイン
知識がないとできない仕事ですが、需要が高いので案件数も多くあります。
特に実務経験のある人なら、副業としてだけでなく本業として活躍することも夢ではありません。
プログラミング
スキルや経験が必要となるため、報酬も数万円~数十万円と高単価なものもあります。
特に実務経験のある人なら、副業としてだけではなく本業として活躍することも夢ではありません。
動画編集や音楽制作
動画編集や音楽制作のいずれにしても、専門性は必要になります。
単価は数千円~数万円くらいが多くあります。
動画編集や音楽制作に興味がある人におすすめです。
クラウドソーシングはどうやって始めるの?
クラウドソーシングを始めるのは、実は難しくありません。
事前準備として必要なもの
事前準備として必要なものはたった2つ!
- パソコン
- インターネット環境
仕事はスマホでもできますが、スマホだけだとできることが限られてしまうので、仕事をするならパソコンがおすすめです。
まずは会員登録
まずはクラウドソーシングサイトで会員登録をする必要があります。
会員登録をしたあとは、登録したサイトの指示に従ってプロフィールなどを設定します。
とはいえ、クラウドソーシングサイトも数多くあるので、どこに登録したらいのか迷いますよね。
サイトを選ぶ前に一つ知ってほしいことがあります!
クラウドソーシングサイトには、「総合型」と「特化型」の2つのタイプにサービスが分かれます。
総合型 | 特定のジャンルに特化することなく、様々な種類の仕事がある |
---|---|
特化型 | 特定のジャンルに絞った仕事を取り扱っている |
やりたいことが決まっているなら「特化型のサイト」に、何からはじめていいのかわからない場合は「総合型のサイト」に登録してみることがおすすめです。
どんなサイトがあるかは後ほど紹介します。
クラウドソーシングはこんな人こそ利用する価値あり!
- Webライティング
- イラストなどのデザイン系
- Webデザイン
- プログラミング
- 動画編集や音楽制作
もしも上記のようなスキルを将来の仕事にしたいと考えている場合は、経験を積むためにもクラウドソーシングの利用は特におすすめです。
いざ就職しようとしたとき、上記のようなスキルを必要とする職場では経験重視のところがほとんど。
そのため、未経験者の就職が厳しい場合もお現実的に多いです。
クラウドソーシングを利用すれば、たとえ報酬が少なくても仕事をしたことがある経験者になることができます。
ただ稼ぐことを目的とするのではなく、スキルアップや経験を積む目的で利用することも考えの一つだと思います。
仕事が探せる7つのクラウドソーシングサイトを紹介
クラウドソーシングサイトへの登録は無料です。
最初から1社に絞って登録するのではなく、複数に登録してみて使いやすいところを使うことが仕事をするためのコツです。
例えばWebライターを目指したいなら、複数のライティングに特化したサイトへ登録してみて試してみてから1社に絞ってみてもいいでしょう。
以下より仕事が探せる7つのクラウドソーシングサイトを紹介します。
初心者におすすめの総合型のクラウドソーシングサイト
ランサーズ
▶▶ランサーズ
ランサーズは、日本最大級の規模を誇る【総合型】クラウドソーシングサイトです。
どこにするのか迷ったら、ランサーズの登録はおすすめです。
クラウドワークス
▶▶CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドワークスは、ユーザー数300万人という大規模サービスです。
仕事カテゴリーが200種類以上ある、日本最大級の総合型大手クラウドソーシングです。サポートも充実しているので、なので安心して利用することができます。
Craudia(クラウディア)
▶▶Craudiaクラウディア
クラウディアは、ユーザー数100万人以上の総合型大手クラウドソーシングサイトです。
受注者・発注者共にシステム手数料は業界最安値です。定期的なサイトパトロールで安心して仕事をする環境を提供してくれます。
Webライティングに興味がある方人におすすめのクラウドソーシングサイト
まずは有名どころの以下2社がおすすめです。
▶▶サグーワークス
ライティングといえば「サグーワークス」か「Shinobiライティング」と名前があがるくらいライティングに特化しています。
スキマ時間に気軽にできるような案件から、高単価の長文コラム作成まで様々なものがあります。
他にも、スキマ時間にちょっと作業するのに便利なサイトとしてREPO(ルポ)もおすすめです。
「WEBライティング実務士」資格が取得できる
▶▶ヒューマンアカデミーの『WEBライティング技能検定講座』
比較的簡単な仕事ができて人気のクラウドソーシングサイト
Shufti(シュフティ)
シュフティは、単価はあまり高くありませんが、ライティングや事務作業、データ入力業務などの、比較的簡単なお仕事が大量に流通するクラウドソーシングサイトです。
ちょっと自信がない人でも、始めやすいのでおすすめです。
Yahoo!クラウドソーシング
Yahoo!クラウドソーシングは、アンケートなどのスマホだけでできるものが多いので、まさにスキマ時間にちょっとおこづかい稼ぎをしたい人にはおすすめです。
報酬は現金での支配来ではなく、案件が完了された2~3日後にPayPayボーナスとして獲得する方法になります。
感想とまとめ
クラウドソーシングについてお伝えしてきました。
わたし自身も1か所ではなく、いくつかのクラウドソーシングに登録しています。
実際に利用してみた感想は以下の通り。
- まず感じたのは、「簡単には稼げない」ということ。
- スキマ時間でアンケートに答えるなどの作業でおこづかい程度の収入を得る場合でも、ある程度コツコツと取り組む必要がある。
- スキマ時間ではなく、一日の間に一定時間の確保ができる人なら、おこづかい程度よりは多く収入を得ることができる。
- プログラミングやイラストなど、なにかスキルがある人なら副業として稼ぐことが可能。
- 仕事にするためには積極性が必要。
- 利用しても大丈夫かと不安な気持ちもあったが、意外とちゃんとしている。
あくまでも個人的な感想なので、すべての利用者が同じように感じているわけではありません。
とはいえ、こんなふうに箇条書きにしてみると、仕事として当たり前のことばかりだなと改めて思ったりもしました。
個人的には、稼ぐというよりも、スキル向上や経験を積む目的での利用の方をおすすめします!
「WEBライティング実務士」資格が取得できる
▶▶ヒューマンアカデミーの『WEBライティング技能検定講座』