自営業の妻って意外にしんどいですよね。
かつて私も建築関係の自営業の妻をしていたことがあるので分かります。
(既にリタイア済み)
ただ働きも多いし、誰からも評価されないしと、ただただグチグチしていたあの頃。
でも今だから思うのです。
「特技」として活かせばよかったと!
せっかく身につけたスキルを活かすことができれば、自分のやりがいを見つけることができたり、もしものときの仕事探しのときにも役に立ちます。
そこで今回は、自営業の妻として身についたスキルを活かせる資格を4つ紹介します。
- 自営業の妻ってしんどい・・・
- いつまでただ働きすればいいの・・・
- くさくさした気持ちはもうイヤ!なんとか前向きになりたい
自営業の妻って意外にしんどい
自営業の妻も会社員の妻も、実際にやっていることは同じです。
家事・育児・仕事
ただちょっと違うのが、何をやっても評価がされない!
家事・育児の評価がされない人は多いと思いますが「仕事で評価がされない」「対価がもらえない」は、お勤めしている場合ではあり得ませんよね。
ボランティアでも「ありがとう」の感謝の言葉くらいはいただけますが、それすらないのが現状でした。
一番きつかったのは「働いていない」と周りから思われていること。
評価もされない、対価ももらえない、働いているとさえ思われない
毎日何やってるんだろう・・・
自営業の妻って意外にしんどいのです。
自営業妻の仕事「ただ働き」ではなく「特技」です!
自営業の妻は、主に事務・経理全般がただ働きのケースが多いです。
事務業務全般
- 見積書・請求書・その他の書類作成
- お金を扱う経理全般
などなど、とにかく幅広く当たり前に行います。
確定申告
確定申告は税理士さんにお願いすると数十万はかかる内容。
一人で全部やっていました。
その他お届け業務
急に電話がかかってきて、「○○まで△△を持ってきて」など日常茶飯事。
妻の都合は一切関係ない場合が多い。
おまけで 家事・育児
自営業に限ることではないと思いますが、夫婦で協力してやるべき家事・育児などもなぜか母の仕事でした。
これは私だけではなく周りの自営業のママ友でも多かったのですが、基本的に家事を分担することはなかったです。
(あくまでも私の場合が含まれますが)
こんなにたくさんの業務をただ働き・・・
確かにただ働きかもしれませんが、でもこんなに多くの業務をこなしているとはもはや特技です。
断言できます!
自営業妻として身についたスキルを活かせる資格5選
自営業の妻として得た経験とスキル。
せっかくならこれを活かして資格取得を目指してしまいましょう!
その方が前向きです。
おすすめの資格は以下の4つ。
- MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
- 日商簿記検定
- FP技能士(ファイナンシャルプランナー)
- 社会保険労務士
MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
MOS(マイクロオフィススペシャリスト)は、ワード・エクセルなどのオフィスソフトの利用スキルを証明する資格試験です。
普段書類作成のほとんどをパソコンで行っている自営業の妻は、ワードやエクセルは当たり前に使っているのではないでしょうか。
資格取得のために勉強することで、独学では知らなかった機能なども知ることができるため作業効率もよくなります。
また民間の資格でありながら知名度は抜群に高い資格なので、今後家業を離れてパートをする場合や、もしものときの就職や転職にも役立ちます。
取得を考えるならエクセルがおすすめです。
普段オフィスソフトの利用頻度が多い人なら独学での学習も全然可能です。
日商簿記検定
簿記検定は、収入収入や支出といったお金の出入りや営業活動を帳簿に記録するスキルを証明する資格。
資格を取得するなら知名度の高い日商簿記検定がおすすめ。
お金の出入りを管理している自営業の妻も多いですよね。
普段の帳簿を確定申告用のソフトを利用して行っているとしても簿記の知識は活かされます。
- 簿記3級 ▶ 事務職から財務関連全般の仕事に役立つ
3級取得すれば、確定申告の度にネットで調べなが帳簿がつけられるようになるので作業も楽になります。
もちろん就職や転職にも有利な資格であることは間違いありません!
確定申告を毎年行っているような方なら独学でも取得可能だと思います。
Amazon会員ならこちらの本がおすすめです。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FP(ファイナンシャルプランナー)は、金融、不動産、税、年金等の幅広い知識を持ったお金に関する専門家であることを証明する国家資格。
自営業に必要な年金や健康保険についての知識も学べるので、勉強するだけで自営業の妻としては意味があり、自分自身の生活にも役立ちます。
3級~1級までレベルに応じて3段階あり、毎年多くの人が取得を試みる大人気の国家資格であるFP(ファイナンシャルプランナー)。
将来的に資格を転職などで実践的に活かしたい人は2級以上の資格が必要ですが、まずは入門編として3級から取得するのがおすすめです。
3級は合格率が高く、短期間で取得可能ともいわれています。
社会保険労務士(社労士)
社会保険労務士(社労士)は、社会保険や労働関連の法律の専門家になれる国家資格。
社会保険労務士試験は、合格率は約7%と難易度の高い試験といわれています。
士業の一つなので当たり前なのかもしれませんね。
自営業の妻としては、従業員を雇った時にかなり有効に活用することができます。
ですがもし取得できれば、雇用や社会保険、労働問題、公的年金の分野では唯一の国家資格となっているため、転職や就職でも需要の高い仕事をすることができてしまいますね。
取得したら自営業の妻ではなく、自分で自営業を営める夢の資格です。
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資格取得という目標で前向きに
自営業の妻として身についたスキルを活かせる資格を4つ紹介してきました。
幅広い範囲で事務や経理を行っていて、おまけに確定申告までやっている人であれば、業務の延長で勉強をしてスキルアップをすることができます。
せっかく身についたスキルを活かさない手はないですよね!
しかも自営業は不安定な職業なので、もしものときの自分自身の保険にもなるかも。
ここで紹介した資格意外にも興味のあるものがあればどんどんチャレンジしてみましょう。
わたしの場合はグチグチするだけで行動をせず、今となっては少々後悔しているので、みなさんは後悔のないよう前向きに行動してみてくださいね。
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おわりに:何も持たない私が唯一やっていてよかったと思えたこと
私の場合はしんどすぎてリタイアしてしまったのですが、それでも自営業妻としてやっておいて役に立ったなと思えることがパソコン操作です。
見積書や請求書など、各種書類作成を当たり前にやっていたため、自己流でググるながらでもパソコンスキルは向上しました。
レベル的にはMOSスペシャリストより劣るレベルではありましたが・・・
それでも多少なりともパソコン操作ができたおかげで、リタイアした後「パソコンインストラクター」という職業に就くことができました。
ちなみに、パソコンインストラクターはなんの資格も持たずになることができましたが、MOS資格くらいは持っていた方がよかったなと思い、後から資格取得をしました。