引っ越しで住所変更しないと罰金があるって知ってる?
そうなの?どうゆうこと?
引越しをする際には、住民票を移すために役所への届け出が必要です。
住所変更には手続き期間があり、期間内に手続きをしないと罰則(罰金)が発生します。
進学・就職・結婚など、引っ越しをする場面は幾度となくあるので、住所変更の手続きは基本的で重要!
そこでここでは、引っ越しをするときの役所への提出期限や手続き方法などについて紹介していきます。
この機会に知っておいても損はない役所の手続きを参考にしてみて下さい。
- 住所変更しないと罰金が発生する仕組み
- 役所の提出期限と手続き方法
- 住民票移動に関するよくある疑問
- 住民票を移動しなくてもいい場合
【要注意】住所変更しないと罰金が発生する!
引っ越しをしたら14日以内(2週間以内)に住所変更の手続きをしないと最大5万円の過料(罰金)が発生することがあります!
※現在はコロナウイルス感染拡大防止対策で、14日を過ぎても「正当な理由」とみなし過料対象にならないことになっています。
住民票の移動に関する届け出には次の3種類があります。
- 転出届
- 転入届
- 転居届
「転出届・転入届・転居届」の3種類の届け出は、次の2通りで手続き方法が違ってきます。
- 『別の市町村』に引っ越す場合
- 『同じ市町村内』に引っ越す場合
それぞれの違いについて説明します。
『別の市町村』に引っ越す場合
『別の市町村』に引っ越す場合は、手続きが2回必要になります。
- 引っ越しが決まったら ⇒ 今いる町の役所で「転出」手続きをする
- 引っ越ししたら ⇒ 新しく住む町の役所で「転入」手続きをする
『同じ市町村内』に引っ越す場合
『同じ市町村』に引っ越す場合は、手続きは1回で済みます。
- 引っ越しをしたら ⇒ 今までと同じ役所で「転居」手続きをする
役所の提出期限と手続き方法
住所変更にはそれぞれ期限が設けられています。
- 別の市町村へ引っ越す前 ⇒ 「転出届」提出期限と手続き方法
- 別の市町村へ引っ越しが終わった⇒「転入届」提出期限と手続き方法
- 同じ市町村内に引っ越す⇒「転居届」の提出期限と手続き方法
次の3つの状況それぞれについて説明していきます。
別の市町村へ引っ越す前 ⇒ 「転出届」提出期限と手続き方法
別の市町村へ引っ越す場合は、まず最初に今いる町の役所で「転出届」を提出する必要があります。
手続きできる期限は、引っ越す日の前後14日間です。
※これに遅れると5万円以下の罰金になる場合があるので要注意!
例えば、14日に引っ越すとします。
- 引っ越す日 ⇒ 14日に決定
- 「転出届」の手続き期限 ⇒ 前後14日間(1日~28日)に手続きをする
転出届を提出すると、役所から転出証明書というものが発行されます。
転出証明書 は、転入届を提出するときに必要なので大切にとっておきましょう。
別の市町村へ引っ越しが終わった⇒「転入届」提出期限と手続き方法
別の市町村への引っ越しが終わったら、新しく住む町の役所で「転入届」を提出する必要があります。
手続きできる期限は、引っ越した日から14日以内です。
※これに遅れると5万円以下の罰金になる場合があるので要注意!
例えば、14日に引っ越しが終わったとします。。
- 引っ越した日 ⇒ 14日
- 「転入届」の手続き期限 ⇒ 引っ越しが終わった日から14日以内(28日まで)に手続きをする
転入届の提出には、転出届を提出したときに発行してもらった「転出証明書」が必要になります。
同じ市町村内に引っ越す⇒「転居届」の提出期限と手続き方法
同じ市町村へ引っ越す場合は、いつもの役所で「転居届」を提出する必要があります。
手続きできる期限は、引っ越した日から14日以内です。
※これに遅れると5万円以下の罰金になる場合があるので要注意!
例えば、14日に引っ越しが終わったとします。
- 引っ越した日 ⇒ 14日
- 「転居届」の手続き期限 ⇒ 引っ越しが終わった日から14日以内(28日まで)に手続きをする
転居届は同じ市区町村内で、住む家の住所が変更になったときにに必要になるものです。
住む前に手続きをすることはできません。
住民票移動に関するよくある疑問
住民票移動に関するよくある疑問をまとめました。
転出手続きをしないで引っ越しちゃった場合はどうするの?
転出手続きをしないで引っ越しをしてしまった場合、わざわざ前の町まで行って手続きをするのは面倒ですよね。
そんなときは、郵送手続きをして対処しましょう!
下記のものを準備して郵送で送りましょう
- 転出届(町のHPからダウンロードできる)
- 本人確認書類のコピー
- 返信用封筒(マイナンバーカードがある場合は不要)
※前の役所に連絡をして確認すると確実です。
手続きが完了した連絡があれば、転入手続きができます。
住民票移動の手続きは本人じゃないとできないの?
転出届・転入届・転居届は、本人以外の人でも手続きできます。
住民票の移動に関する届け出は、いずれも本人以外でも手続きを行うことができます。。
- 転出届
- 転入届
- 転居届
できれば手続きは本人がすることが望ましいですが、事情によってはできない場合もありますよね。
本人が手続きをできないとき、同一世帯の家族であれば手続きを行うことが可能です。
ですが、同一世帯員ではない人が手続きをする場合には委任状が必要になります。
同じ住所に住んでいる家族でも同一世帯ではない場合や、血縁関係はあるが別世帯の家族の場合などは、代理人という扱いになるため委任状が必要になります。
住民票を移動しないデメリットは?
住民票の移動って面倒だよね。
そうかもしれないけど、手続きしないで発生するデメリットもあるよ。
例えば、こんな不便が起こるかもしれません。
- 本人確認書類が古い住所のままになってしまう
- 運転免許証の更新ができない
- 各種証明書の発行ができない
- 公共サービスが利用できない場合がある
- 大切な郵便物が前の住所に届いてしまう
- 選挙権が行使できない
生活に支障が出てしまうデメリットもありますので、住所変更は必ず行いましょう!
住民票を移動する必要がない場合もある
住民票を移動する必要がない場合もあるんだよ。
どんなとき?
- 一時的な移動の場合
- 新しい住所地に住むのが1年未満の場合
例えば、進学の場合は 実家を離れるけれど卒業したら実家に戻ると考えられるため、一時的な移動とみなされます。
また転勤などで期間が1年未満の場合は、住民票の移動をしなくてもOKとなります。
引っ越しの手順かんたんまとめ
引っ越しに必要な住所変更において、役所への提出期限や手続き方法などについて紹介してきました。
手順をかんたんにまとめるとこんな感じです。
マイナンバーカード持っているか持っていないかでこんな違いが!
- マイナンバーカードを持っていない人
-
『転出証明書』がもらえる
※転入するときに必要なので紛失注意!
- マイナンバーカードを持っている人
-
カードに登録した情報が入っている
※転入するときはカードと暗証番号4桁が必要!
手続きについて難しく感じた人はこちらでざっくりと覚えてみて下さいね。
見積もり比較で引っ越し料金を安くしよう
引っ越しを業者さんにお願いする場合は、どの業者に頼めば安くなるのか事前に見積もり比較をしましょう。
見積もり比較は、ネットで簡単に料金と相場が分かる「引っ越し侍」がおすすめだよ。
「引っ越し侍」なら、今すぐネットで料金比較ができて、しかもそのまま依頼することもできるので便利。
同じ条件でも業者によって料金が違ってくるので、少しでもお得に引っ越しをしたいなら見積もりだけでも試してみましょう。
\ 見積もり無料!最短1分で相場がわかる/
毎年12月~4月にかけては引っ越しが集中する時期だし、早めに対処をした方いいよね。