役所でする引っ越しの手続きを教えてください。
引っ越しはやることが多くて大変。
なかでも役所の手続きが一番面倒に感じてしまうものですよね。
そこで今回は、役所でやるべき手続きをまとめてみました。
- 役所でする引っ越しの手続き
- 役所で引っ越しの手続きをするときに必要な持ち物
- マイナンバーカードの手続きについて
- 本籍を変えるメリットとデメリット
この記事を読めば引っ越しでやる役所の必要な手続きが分かります。
役所でする引っ越しの手続きにはなにがある?
役所でする引っ越しの手続きには何があるの?
引っ越しのときは次のの手続きを役所で行いましょう。
- 『全員』必要な手続き
-
住民票の移動の手続きとして以下の手続きが必要
- 転出届
- 転入届
- 転居届
住民移動の手続きは期間内にやらないと5万円以下の罰金が発生するので注意が必要です!
- 『該当者のみ』が行う手続き
-
- マイナンバーカード
- 国民健康保険
- 国民年金
- 印鑑登録
- ペット(犬)
- 『子どもがいる方』が行う手続き
-
- 児童手当
- 転校・転園
- 子供医療費助成
- 妊婦検診補助券
市町村によっては手続きが増えたり持ち物が変わったりすることもあるから、詳しくは近くの役所に聞くのがベストです!
役所で引っ越しの手続きをするときに「必要な持ち物」
役所で手続きをするときの必要な持ち物を教えてください。
「引っ越し前」と「引っ越し後」、役所で手続きをするときには次の持ち物が必要になります。
※詳しい持ち物等は各市町村で確認することが確実でおすすめです。
住民票の移動
- 引っ越し前
-
転出届の提出
- 本人確認書類
- 印鑑
- 引っ越し後
-
転入届の提出
- 本人確認書類
- 印鑑
- 転出証明書
- マイナンバーカード(持っている場合)
マイナンバーカード
- 引っ越し前
-
手続きなし
- 引っ越し後
-
新しい住所地で使うための手続きとして、最初に設定した暗証番号が必要
国民健康保険
- 引っ越し前
-
資格喪失の手続き
- 保険証
- 引っ越し後
-
加入の手続き
手続きをしないと病院で全額負担になることもあるので要注意です!
国民年金
- 引っ越し前
-
手続きなし
- 引っ越し後
-
住所変更手続き
- 年金手帳
印鑑登録
- 引っ越し前
-
廃止届の提出
- 印鑑登録証
- 引っ越し後
-
登録申請
- 本人確認書類
- 印鑑
ペット(犬)
- 引っ越し前
-
手続きなし
- 引っ越し後
-
住所変更手続き
- 鑑札
児童手当
- 引っ越し前
-
消滅届の提出
- 印鑑
- 引っ越し後
-
認定提出所の提出
- 本人確認書類
- 印鑑
- 申請者と配偶者のマイナンバー
- 申請者の保険証
- 申請者の通帳
転校・転園
手続きが遅れると手当がもらえない月が発生することもあるので、引っ越し日から15日以内に手続きをしましょう!
- 引っ越し前
-
小・中学校
- 転校用書類(在学証明書等)の発行
保育園
- 退園届の提出
- 引っ越し後
-
小・中学校
- 就学手続き
- 発行された証明書と転入学通知書の提出
保育園
- 入園申し込み
子供医療費助成
- 引っ越し前
-
受給者証の返却
- 引っ越し後
-
登録申請
- 保険証(子供)
- マイナンバー
妊婦検診補助券
- 引っ越し前
-
手続きなし
- 引っ越し後
-
交付申請
- 母子健康手帳
- 前住所地の補助券
マイナンバーカードの手続きは90日以内にしないと失効する
マイナンバーカードの手続きは90日以内に行わないと失効しちゃうから要注意だよ。
マイナンバーの手続きには90日間以内という期限があり、期間内に手続きをしないと失効してしまします。
再発行はできないの?
再発行は可能ですが、1,000円の手数料がかかります。
※電子証明書をつけない場合は800円
新しく住む町でもマイナンバーを継続して使うためには手続きが必要になります。
そのため、「転入届」と「マイナンバーカードの継続利用」は同じ日に手続きをすることがおすすめ!
手続きの際には、カードの準備と暗証番号の確認をしておきましょう。
【注意】住所を変えても本籍は変わらない
住所を変えれば本籍も変わるんじゃないの?
本籍を変えるには手続きが必要だよ。
引っ越しをして住所が変更になっても「本籍」は変更になりません。 本籍を変更するには、住所変更とは別の手続きが必要になります。
ちなみに、本籍は土地が存在する場所なら自由に変更することができます。
本籍は、おもに戸籍関係の手続きに必要になります。
次よりメリット・デメリットの説明もしていきますね。
本籍を変えるメリット
戸籍は本籍のある市町村の役所でしか取得することができません。
※郵送で取り寄せることは可能
本籍を変更しておけば、戸籍が必要なときにすぐに用意することができます。
戸籍を取得するときには本籍地の記入が必要です。
あれ?本籍どこだっけ…
意外に住所と本籍が同じと思っている場合が多いので、いざ本籍を記入してみたら違っているというケースも少なくありません。
本籍を変えるデメリット
例として、以下のような手続きが発生します。
- 転籍届の記入(本籍変更の届)
- 免許証の本籍変更
- パスポートの記載変更
ちょっと面倒な感じはしますよね。
相続のときは、本籍を置いた場所すべての戸籍が必要になります。
そのため本籍を変えた回数が多ければ多いほど、残された遺族は戸籍を集めるのに手間とお金がかかってしまいます。
ちなみに、除籍謄本は1通750円かかります。
変更に期限はないのでよく考えてから変更してみてもいいですね。
見積もり比較で引っ越し料金を安くしよう
引っ越しを業者さんにお願いする場合は、どの業者に頼めば安くなるのか事前に見積もり比較をしましょう。
見積もり比較は、ネットで簡単に料金と相場が分かる「引っ越し侍」がおすすめだよ。
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同じ条件でも業者によって料金が違ってくるので、少しでもお得に引っ越しをしたいなら見積もりだけでも試してみましょう。
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毎年12月~4月にかけては引っ越しが集中する時期だし、早めに対処をした方いいよね。