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【ふるさと納税は節税?】お得な仕組みをどこよりも簡単に解説します
「ふるさと納税ってお得って聞くけど、結局なに?」
「そもそもの仕組みが知りたい」
「自己負担2,000円ってどういうこと?」
ふるさと納税、気になってはいるけどなかなか一歩が踏み出せなかったりしますよね。
とせ
わたしも最初はそうでした
そんな人のために、インスタで紹介している感じそのままに、イラスト付きで簡単にふるさと納税について解説していきます。
目次
ふるさと納税とは
そもそもふるさと納税ってなに?
応援したい都道府県や市区町村へ寄附ができる制度だよ
応援したい都道府県や市区町村へ寄附 をすると実質2,000円の負担金で地域の名産品などのお礼品をもらうことができるという、とってもお得で魅力的な制度です。
ふるさと納税の仕組み
普通税金は自分が住んでいる市町村に払いますよね。
ですがふるさと納税の制度を使えば、どの市町村に納税してもOK!
寄付をした金額は翌年の住民税や所得税が控除される仕組みとなっています。
ただし、控除される金額は寄付金から2,000円を引いた金額と決まっています。
図で簡単に説明していくね
STEP
例えば、東京に住んでるA子さんがふるさと納税をする
STEP
今回は沖縄県に10,000円寄付
STEP
沖縄県から税金を払ったお礼として返礼品がもらえる
STEP
翌年の税金が8,000円安くなる
このように、ふるさと納税制度では自分が欲しい名産品がある市町村に寄付をしたり、これから頑張ってほしい市町村に寄付をしたりと自由に選ぶことができます。
また「こんなことに寄付金を使ってほしい」というように、目的を指定することもできます。
ふるさと納税の仕組みと特徴
- 全国土の自治来に納税してもOK! 寄付したい自治体を自由に選ぶことができる
- 寄付をした金額は翌年の住民税や所得税が控除される
- 控除される金額は寄付金から2,000円を引いた金額
- 寄付金の使い道を指定することができる
ふるさと納税は節税なの?
もしかして、ふるさと納税は節税ってこと?
節税とは違うよ
間違えやすいのですが、ふるさと納税は節税ではありません。
寄付した分の金額が翌年の税金から引かれるので、節税ではなく税金の前払いということになります。
寄付はいくらでもしていいの?
寄付をすると返礼品がもらえるならたくさん寄付した方がお得じゃない?
寄付できる金額は年収や家族構成で違うんだよ
税金の控除には限界があります。
そのため、翌年に払う税金の2割くらいを寄付するのがベスト。
とはいえ来年払う税金の金額なんて分かりませんよね。
そんなときは、ふるさと納税サイトのシュミレーターを使うと便利!
シュミレーターを使えば大体の金額がすぐにわかります。
図は楽天ふるさと納税のかんたんシュミレーターを使っていますが、その他のふるさと納税サイトでも同じようにできます。
表示された上限金額で寄付をしましょう。
上限を超えて寄付をしたらどうなるの?
上限を超えた分はただの寄付になるから気をつけてね
上限を超えても特に問題はないのですが、お得にふるさと納税がしたいなら上限を超えない金額で気持ち少なめに寄付をすると安心です。
年収は手取りのこと?
ふるさと納税のシュミレーターに入力する収入は手取りではなく「額面」を入力します。
額面?
税金などが引かれる前の金額のことだよ
会社員の場合、源泉徴収票の「支払金額」の部分が「額面」ということになります。
額面 | ・1年分の額面給与+額面賞与の合計金額 ・税金などが引かれる前の金額 |
手取り | 額面から税金や保険料などが引かれたあとの金額 |
個人事業主の場合の限度額目安は、住民税決定通知書に記載されている住民税所得割額の約2割といわれています。
あくまでも目安なので、前年の確定申告書を用意してシュミレーションを実行することがおすすめです。
ふるさと納税はいつ寄付したらいいの?
ふるさと納税は1年間(1/1~12/31)サイクルなので、この期間内ならいつ寄付をしてもOK!
ただし、その年の12月31日までに寄付を完了させておく必要があります。
例えば、2021年にふるさと納税で寄付をする場合は
⇒2021年1月~12月の合計所得で計算をし
⇒2021年12月31日までに寄付の申しこみを完了させておく
⇒すると、2022年の所得税・住民税から控除を受けられる
ふるさと納税は1年中いつでも行うことができるので、例えば6月にふるさと納税をする場合まだ正確な上限金額はわかりませんよね。
そんなときには昨年度の収入などを目安に、上限金額を算出しましょう。
ふるさと納税がお得な理由
お得で魅力的な制度っていうけど、実際どのくらいお得なの?
寄付したお礼である返礼品は寄付金額の3割程度の品物がもらえます。
寄付金額の3割程度から自己負担の2,000円を引いたとき、どのくらいお得になるのかを図で解説してみました。
STEP
ふるさと納税で『10,000円寄付』をした場合
STEP
『1,000円お得』になる
STEP
ふるさと納税で『30,000円寄付』をした場合
STEP
『7,000円お得』になる
このように寄付金額が高いほど返礼品も高価なものを選ぶことができたり、より多くの返礼品を選ぶことができたりと、選択肢が増える分ふるさと納税がお得になります。
1,000円だとあまりお得に感じないような気もするけど
そんなことないよ!
同じ税金を払うなら何かもらえるだけでも断然お得
寄付金額10,000円の場合だと1,000円しか得をしていないように感じますが、実は2,000円で高級な食材がもらえるくらいお得です。
自己負担2,000円とは
ところで自己負担2,000円ってなに?
どんなに寄付をしても2,000円だけは来年の税金から値引き(控除)されない金額のことだよ
例えば2021年に10,000円ふるさと納税をした場合
- 2021年に、来年分の税金を10,000円前払いで支払う
- 2022年の税金から8,000円値引き(控除)されるが、2,000円だけは値引き(控除)されない
ということになります。
そのため、「実質的には2000円しか払っていないのと同じ」ということになるので「自己負担2000円」ということになります。
先に寄付として10,000円払うけど、来年8,000円もどるから実質2,000円で返礼品をもらっているということになるんだよ
複数の自治体に寄付をしたら自己負担も増えるの?
もしかして、3つの自治体に寄付をしたら6,000円の自己負担になるの?
自己負担は一律2,000円だから増えることはないよ
よくある勘違いなのですが
- 3つの自治体に寄付をしたから、2,000円×3で自己負担は6,000円になるかも
- 複数回に分けて寄付をすると自己負担が増えるかも
と思ってしまう人もいますが、寄付した自治体の数や回数に関わらず自己負担金額は一律2000円となります。
まとめ
今回の内容をまとめるとこんな感じです。
- ふるさと納税とは
-
実質2,000円の負担金で地域の名産品などのお礼品をもらうことができるお得な制度
- ふるさと納税の仕組み
-
普通税金は自分が住んでいる市町村に払いをするが、寄付としてどの市町村に納税してもOK!
寄付をすることで翌年の住民税や所得税が控除される
ただし、控除される金額は寄付金から2,000円を引いた金額と決まっている - 寄付をする金額は翌年に払う税金の2割くらいを寄付するのがベスト
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来年払う金額はふるさと納税サイトのシュミレーターを使うと便利
- ふるさと納税がお得な理由
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寄付したお礼としてもらえる返礼品は寄付金額の3割程度の品物がもらえる
実は2,000円で高級な食材がもらえるくらいお得 - 自己負担2,000円とは
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どんなに寄付をしても2,000円だけは来年の税金から値引き(控除)されない金額のこと
ふるさと納税はとってもお得な制度なので、参考にしてもらえたら嬉しいです